八王子で生活介護事業所建設


数年前からNPO法人の第2作業所建設の相談に乗ってきましたが、敷地が地元の方の寄付によってようやく決まり、昨年設計を終え、今年から本格的に工事が始まりました。
写真は先日行われた配筋検査の様子です。

敷地は八王子の中でも現作業所がある同じ町内。隣地は先に町会公園となって高齢者、高校生等幅広い方が利用しているようです。
まだ農地や緑が残る地域です。南向きのいい環境で、仲間のみなさんや職員が一日を快適に過ごしてもらえたら嬉しいです。 (高)

カテゴリー: 障がい者施設 タグ: , , , , , , , , , , , , , , , , , , コメントする

2022年はどのような年でしたか

3年目になる新型コロナウイルス感染症とその影響は時々の政府・行政の施策があったり、感染数の上下はあるが、年末でも第8波かと言われているくらいまだまだ猛威を振るっています。

2022年を私なりに、日本国内、世界各地で起きた大きなニュース、スポーツ、出来事などを私なりに順不同で振り返りました。

ロシアがウクライナへの全面的侵攻。安倍前首相への襲撃・死亡と国葬儀。成人年齢を18歳に引き下げ。1ドル=150円を超える円安水準。

スポーツでは、メジャーで大谷選手の10年ぶりの大記録。日本のプロ野球でも、完全試合や王さんを抜くホームラン。北京オリ・パラ(冬季大会)での活躍。サッカーW杯で日本がドイツ、スペインに勝利するも惜しもベスト16。

気象現象では、夏の記録的な猛暑と冬の大雪などの異常気象。11月8日には皆既月食がありました。

皆既月食(2022年11月8日撮影)

今年最後の満月(2022年12月7日撮影)

 

 

 

 

 

 

おりしも今年の漢字は『戦』。コロナ禍で行動が委縮されるなかでも、「悪い戦い」と「楽しい戦い」など様々な出来事があり、忙しい一年でした(個人的な出来事は省きました)。

2023年は、「悪い戦い」が少しでも治まり、平穏で、優しい社会と「楽しい」出来事が多くあるといいなと思います。 (古)

カテゴリー: Uncategorized タグ: , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , コメントする

日本の住宅

みなさんはベッド派でしょうか、フトン派でしょうか。
私は寝相が悪いこともあって、一貫してフトンで就寝しています。

迷わずフトンを敷けるのは畳敷の部屋になると思いますが、畳は虫もつきやすく耐久性も悪くメンテナンスの手間がかかるなどの理由からか、近年の住宅では畳の部屋は一室あるかもしくはない間取りが多いようです。

畳部屋は素足のままでいられ そのまま座れまた横にもなれる開放感はほかに形容し難いものがあります。
畳だけでなく、デザインに富む障子にも良さがあります。

古き良き日本の住宅の長所を更に伸ばせるアイデアを身につけたいと思います。 (吉)

カテゴリー: 住宅 タグ: , , , , , , , , , , , , コメントする

小田急百貨店閉店-変わる新宿西口

大階段のまわりで閉店を見守る人びと

10月2日、小田急百貨店新宿店は本館での55年間の営業を終了した。
閉店時刻の20時30分、小田急百貨店のシンボルである、駅コンコースから2階の百貨店入口をつなぐ大階段のまわりには多くの人が集まっていた。「セレモニーはありません」というアナウンスが何度も流れ、それでも帰っていく人はわずかで、時折起こる「ありがとう!」のコールと拍手。

ファサードに灯された、感謝を伝えるイルミネーション

多くの人に愛されてきた小田急百貨店の魅力の一つに、建築家坂倉順三氏の設計による建物があったことは間違いない。4つの鉄道路線(建設当時)、百貨店、超高層ビル街へと交差する人びとの多様な移動を可能にした、コンコースから西口ロータリーへ続く立体的な構成は見事で、通りがかると気持ちが浮き立った。金属パネルが連なる表情豊かで軽快なファサード、洗練された細部のデザイン、曲線が美しいラメラ構造の床梁。一つ一つが惜しまれる。

小田急百貨店は隣の小田急ハルクへ移転し営業を続ける。でもこの建物の中で営業を続けてほしかった。この再開発により、小田急百貨店本館とともに、人びとに親しまれてきた新宿駅西口の景観が失われる。形あるものはやがて失われていく。しかし地域を代表する景観を変えるのに55年は短かすぎるのではないですか? (村)

存在感のあるラメラ構造の床梁

12階から見下ろした西口ロータリー

カテゴリー: Uncategorized タグ: , コメントする

働き方の変化と建物

コロナによって働き方が大きく変わり、ホームワークが拡大していることをよく耳にします。将来コロナが終息しても、働き方が元にもどることはないだろうと感じています。

出勤しない社員が多くなるので、建物自体がだぶついていき、建物の縮小、移転が多くなっていくのは至って自然な流れです。会社が移転する場合、より都心に向かうのだろうなと予感しています。都心に集中していくが人は少ない。また、家にいる時間が増えるので、おのずと家庭の負担は増える。
ただ、会社に出勤して仕事を頑張っている人もいます。

このような中で、器を含めた長期的なバランスの取り方が、重要と思っています。(熊)

カテゴリー: Uncategorized コメントする

子どもの空間・地域の空間

2019年春に完成した駒岡保育園(横浜市)には1年2年点検や年末のご挨拶等で完成後も訪問する機会があります。
設計時には想定していなかった使われ方を発見することがあり、勉強にもなり次に活かそうと思います。

子どもたちは狭くて天井の低い空間が大好きです。

階段下の絵本コーナーは設計で提案したものですが、部屋の隅っこの窪みはごっこ遊びのおもちゃ置き場に、オープンな物置として設定した場所は子どもたちの恒常的な遊び場にしたと園長先生から聞きました。

 

 

 

 

 

昨年末にうかがった時は、アプローチがクリスマスツリーなどで飾られていました。
近所の方が次々と植物のプランターを置いて飾ってくださったとのこと。
改築を経て、保育園と地域との距離が近くなったことを感じました。
今度うかがう時も使われ方が変化しているでしょうか。楽しみです。(高)

カテゴリー: 保育園 タグ: , , , , , , , , , , , , , , , , , コメントする

京都・祇園祭山鉾の美しさと蒸し暑さ

所用があり7月16日から1泊で数十年ぶりに京都に行く機会があった。
所用は1日目の午後と2日目の午前中だったため、空き時間に京都観光をした。

16日は早起きをして8時過ぎに京都駅に着き、金閣寺と下鴨神社をめぐった。夜は祇園祭りの山鉾や駒形提灯が気分を盛り上げてくれた。

水面に写る金閣寺

水面に写る金閣寺

下鴨神社の顔出しパネル

下鴨神社の顔出しパネル

祇園祭の駒形提灯

祇園祭の駒形提灯

 

 

 

 

 

 

 

所用が終わった2日目の午後は、銀閣寺をめぐって庭の美しさに感動した。祭りや賑わいもいいが静かな京都も好きで、最後にお気に入りの哲学の道を散策し、お土産屋さんに色々と教わりながら、京都を堪能した。

今夏の東京は梅雨があっという間に明け、6月下旬から非常に暑い日が続いている。京都在住の方には申し訳ないが、私の感覚では京都は東京より蒸し暑さがすごかった。汗だらだらで観光していた。次に京都に行く機会があれば、紅葉の季節にしようと思う。(古)

庭、特にコケが美しい銀閣寺

庭、特にコケが美しい銀閣寺

お気に入りの哲学の道

お気に入りの哲学の道

 

 

 

 

 

(2022年7月16・17日撮影)

カテゴリー: Uncategorized タグ: , , , , , , , , , , , , コメントする

虫の季節

今年もまた虫の季節になりました。

外部でもハチや蚊など被害を受ける場合がありますが、なんといっても家の内部に侵入してくる虫との対決には悩まされます。
駆除する・寄せ付けない、いわゆる害虫対策製品もここ数年かなりの種類・品数が出てきていますが、種類が多く効果もよく分からない中なにを選んでよいか迷います。
LED照明も、虫を寄せつけ難い効果があるようです。

虫対策では、庭木・草花の手入れも重要ですが、この季節はそこまで手を入れるのさえ億劫になってきます。
何年経っても慣れないのですが、何かよい方法・思考はないものでしょうか。 (吉)

カテゴリー: Uncategorized コメントする

竹小舞をあむ

5月の連休に、友人の金田正夫さん設計の住宅でおこなわれたワークショップに参加しました。

土塗り壁の下地となる竹小舞。当日は70代から小学生まで多くの人が参加。みんな無口にひたすらに竹を編んでいきます。

かつては地域の人が集まってこんな風に家を作ったんだろうなあ。身近な材料と誰でもできる単純な作業。手間をかけ時間をかけ家が出来上がっていくことがとても気持ちいい。

次に控えた「土塗り壁」のワークショップも楽しみです。(村)

カテゴリー: 住宅 タグ: , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , コメントする

マスク生活

新型コロナウィルスは、変異をしながらいまだ衰えることなく猛威を振るい、マスク生活がすっかり定着しています。

最近気づいたことがあるのですが、マスク下の顔を勝手に想像している自分がいることです。
想像しているというか、今までの経験で「こんな目をした人はこの鼻と口」とモンタージュのように組み合わせているような気がします。これが、ことごとく実際と違っているので笑ってしまいます。

コロナ前、マスクは私にとって無縁のものでしたが、マスクを忘れて外出しようものなら、口を押えながら、自宅に戻ったり、薬局に駆け込んだりで、服を着ないで外出したくらいの感じです。ただ最近は、忘れることもなくなりました。

今後、自分がいつマスクを外すのか、客観的に見ていきたいと思っています。
ただ、モンタージュもおもしろいのですが。(熊)

カテゴリー: Uncategorized タグ: , , , , , , コメントする