『地域とつながる高齢者・障がい者の住まい』(学芸出版社)が9月に出版されました。阪東美智子さん(国立保健医療科学院)が編著者の一人でまとめられたものです。
10年前に、完成したばかりの「レインボーの家川崎大師町」を阪東さんと一緒に見学したのを機会に、川崎でのサービス付き高齢者向け住宅の取り組みを知っていただけました。地域の人たちに支えられたサ高住は今でも人気が高いと聞いています。
地域とつながる住まいについて、事例から読み解く章と、人と人がつながりを生む地域の実践としてまちづくり、しくみづくりにも触れている書籍です。
日本建築学会高齢者・障がい者等居住小委員会の研究活動で得た成果をまとめられたものだそうで、多くの研究者・実践者が執筆者として参加しているのが魅力です。 (高)